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機器メーカー

Serena ChangeMan ZDDで、メインフレーム環境とデスクトップ環境を統合

エグゼクティブサマリ

建設重機および鉱山機器の某大手メーカーが、稼働している複数のプラットフォーム間で、ソースコードの同期を取り安全に伝送する有効な方法を必要としていました。同社ではデスクトップおよびIDEの環境全体に、メインフレームを用いた開発および保守の作業が分散しており、変更管理の効率を高めて品質を改善できるように、メインフレームとデスクトップによる開発環境を統合できるソリューションを探していました。

Serena® ChangeMan® ZDDインタフェースを導入することにより、同社は統合の目標を達成しました。柔軟で自動的なSerenaソリューションによって、同社はデスクトップ環境とメインフレーム環境の同期を取り、強力なソフトウェア構成管理(SCM)機能を全社的に拡大適用し、テスト、問題修正、ソースの納入の手順を単純化することができました。それに加えて、CPUのオーバヘッドを削減しソフトウェア資産を保護しながら、同社は品質と生産性を改善しました。

課題

品質を改善するために、メインフレームとデスクトップとの統合的な開発環境を確立すること

ソリューション

Serena ChangeMan ZDD

成果

  • メインフレームのSCMをデスクトップに拡大適用して品質改善
  • 大量ファイル転送をなくすことにより、コードの欠落および重複を防止
  • 生産性とリソースの柔軟性を改善
  • 潜在的なメインフレームでの開発者を増大
  • 消費されるCPUサイクルを削減

メインフレームとデスクトップとの統合的な開発環境によりソフトウェア品質向上

全社的なデスクトップおよびIDEの環境全体に、メインフレームを用いた開発および保守の作業が分散している大手の建設重機および鉱山機器のメーカーが、稼働している複数のプラットフォーム間で、ソースコードの同期を取り安全に伝送する有効な方法を必要としていました。

更に、デスクトップとメインフレームとの相互作用を詳しく調査すると、メインフレームベースのベンダーソフトウェア製品に関して、電子メールを通じて配布される応急修正と「パッチ」(PTF)を有効に管理する方法も、必要であることが明白になりました。また、PCで生成されたCOBOLコードをメインフレームでコンパイルするために正確に配布することを保証するとともに、慣れ親しんだ編集ツールを使用してメインフレームからサンプルデータを取ったデスクトップ上のテストベッドを操作する必要もありました。最も重要な要件の中には、Microsoft Windows® とのシームレスな統合、および メインフレーム上のSerena ChangeMan ZMF(ソフトウェア変更管理システム)との互換性がありました。

デスクトップとSerena ChangeMan ZDDとの統合

ファイル転送機能により、PCとメインフレームとの間でデータおよびソースコードを受け渡す手段があるにはありました。しかし、2つの異なる環境間で真の統合が実現したのは、Serena ChangeMan ZDDの導入によってでした。Serena ChangeMan ZDDは、メインフレーム環境をデスクトップ環境にリンクして、メインフレームベースのSerena ChangeMan ZMFソリューションと直接統合するものです。それにより、重要なソフトウェア資産の同期化と管理が促進されます。「目に見えない」クライアントとして稼働するSerena ChangeMan ZDDは、2つの環境間でファイルとソースコードを転送するために必要な柔軟性を備えています。そして、テストベッドを生成するとともに、更に重要なデスクトップにソフトウェア変更管理能力を持たせるという働きもします。

メインフレーム製品向けのテクニカルサポートの単純化

Serena ChangeMan ZDDで、メインフレーム製品向けのテクニカルサポートを提供するITスタッフが、PTFを適用するプロセスの単純化を行うことができました。以前の手順では、ベンダーから電子メールで送られてきたPTFをスタッフが手作業で取り出して、それをデータセットに格納し、ファイル転送プロトコルのセッションを開設してそのデータセットPTFをPCに転送する必要がありました。それらをすべて完了しないと、PTFに含まれている応急修正を適用することはできませんでした。このような手順によって基幹ソフトウェアに遅延が生じ、ソフトウェアを利用できない状態に陥ることがありました。

Serena ChangeMan ZDDはメインフレームと統合されているので、メインフレーム製品の問題を修正するために遅延が発生するのを回避することが可能です。Serena ChangeMan ZDDは自動的にPTFを取り出して、すぐに適用可能にすることができます。それにより、ファイル転送の浪費時間が不要になり、ベンダーアプリケーションのダウンタイムが短縮されます。

PCベースのメインフレームプログラミングの難題解決

デスクトップ上でメインフレームアプリケーションを正確にテストできるようにすることは、長い間PCベースのメインフレームプログラム開発の大きな課題でした。その理由は、メインフレームベースのデータベースが、PCからはアクセスできなかったことにあります。また、PCからデータベースを利用できる場合でも、テストベッド作成のためにそれを編集することは、通常は依然として面倒な手作業であり、エラーが発生しやすかったことです。

Serena ChangeMan ZDDを利用すると、デスクトップと全社的なメインフレームとの間に橋渡しがされ、開発者がPDSメンバにアクセスできるようになり、更に重要なことに、ファイル操作するために独自でツールを選択できるようになります。このことは新しいツールを学習する必要がなく、これまでよりも早くデータにアクセスしてテストベッドを作成できるようになります。

クロスプラットフォーム変更管理の改善

Serena ChangeMan ZDDはまた、生成されたコードに関するSCM手順の改善にも役立ちました。PCベースの4GLからCOBOLコードが生成されたとき、以前の手順では、生成されたファイルを変更管理の担当者がドラッグアンドドロップしてPCのディレクトリに移さないと、メインフレームに転送することができませんでした。メインフレームに転送するには、セッションごとにログオンとログオフが必要でした。ときには、ファイルが間違ったディレクトリにドラッグアンドドロップされてしまうことがあり、ファイル転送システムへのログオンとログオフは非常に煩雑な作業となっていました。

Serena ChangeMan ZDDには、強力なスクリプティング機能が備わっているので、ドラッグアンドドロップする必要がなく、生成されたソースコードを両方の環境間で自動的に移送することができます。正しいファイルが正しいデータセットに転送されることがSerena ChangeMan ZDDによって確実に保証され、Serena ChangeMan ZMFとの統合を通じて、メインフレームのソースコードと同期が取れることも保証されます。

結論

Serena® ソリューションを採用することにより、この大手メーカーはデスクトップ環境とメインフレーム環境の同期を取れるようになり、強力なSCM機能を全社的に拡大適用し、テストや問題の修正やソースの納入の手続きを単純化することができました。Serena ChangeMan ZDDを導入すれば、デスクトップとメインフレームを統合できる可能性が開けます。